高齢者向けスマートフォン教室 2022.6月号
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高齢者向けスマートフォン教室 2022.6月号
発行 PC_LUCK 桐原 俊介
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目次
・楽天モバイルの話
・デュアルSIMとは
・eSIMって何?
・編集後記
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■楽天モバイルの話
7月から0円運用が出来なく成ります。今のRakuten UN-LIMIT VIから自動的にRakuten UN-LIMIT VIIに自動移行します。経過処置としてRakuten UN-LIMIT VI利用の方は、10月31日(月)までプラン料金1GBまで実質無料で利用出来ます。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/fee/un-limit/
povo2.0の0円運用に顧客が流れた模様です。最大の武器である0円運用が無くなると、今後の顧客獲得も難しくなりそうです。今回の処置は、巨額赤字解消の一手だと思われます。最大の問題は、繋がらないことです。
自店では、6月24日にRakuten Casa(基地局)が設置予定です。店では、繋がらない問題は、解決します。スマートフォン教室とかする以上は、楽天モバイルが繋がらないのは、問題です。但し、4Gのみの対応です。
サービスエリア内で有っても建物内では、圏外になるところが多数残っています。これを虱潰(しらみつぶ)しに無くす地味な作業を今もしています。サービスエリアの拡大も重要ですがエリア内の通信環境を改善することも重要だと思います。
Rakuten UN-LIMIT VIIでは、3GBまで980円/月(税込1,078円)が最低料金になります。音声通話は楽天モバイルのコミュニケーションアプリ「Rakuten Link」を使用した場合、国内通話は無料となります。
必要かどうかは、別にして2022年7月1日(金)より楽天モバイル公式メールサービスがスタートします。「楽天メール」は、無料で使えます。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/
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■デュアルSIMとは
楽天モバイルの最大の欠点は、繋がらないことです。これ致命傷だと思います。受信専用としては、駄目です。それでも「通話かけ放題」は魅力です。但し、「Rakuten Link」を利用した場合のみ、国内無料です。
そこで「デュアルSIM」の出番です。1台のスマートフォンで複数のキャリアを運用出来る仕組みです。物理SIM×2や物理SIM+eSIMで構成することも機種によって可能です。iPhoneでは、物理SIM+eSIMで運用可能です。例えば、auとahamoとかです。
発信は、「楽天モバイル」で受信は、「mineo」とかお勧めです。
回線は、au、docomo、SoftBankから自由に選べます。選択する機種によって選ぶのもコツです。楽天モバイルでもデュアルSIMのスマートフォンは販売しています。お勧めは、OPPO A55s 5Gです。SIMフリー版なら20,000円前後で購入出来ます。キャリアから買う理由も有りません。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/smartphone/a55s-5g/?l-id=product_top_a55s-5g
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■eSIMって何?
eSIM(embedded Subscriber Identity Module)は、スマートフォンなどの端末本体にあらかじめ埋め込まれたSIMのこと。スマートフォン本体に物理SIMを差さなくても通信が可能です。スマートフォン自体にeSIMの機能を搭載していないと使えません。
「povo2.0」や「ahamo」・「楽天モバイル」は、キャリアがeSIMに対応しています。eSIM対応のスマートフォンであれば、契約出来ます。iPhoneでは、物理SIMとeSIM両方に対応しているので「au」(物理SIM)と「ahaom」(eSIM)で運用可能です。
自分の場合は、留守番電話は必須です。顧客との対応で使います。この場合は、auを使います。通信量は、20GBあれば十分です。データ通信のデフォルトは、ahamoです。上手く使い分けることで料金を抑えられます。
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編集後記
通信費を安くしたいのは、誰でも同じだと思います。「povo2.0」や「ahamo」は、基本携帯ショップでは、対応してくれません。自分でSIMを差して設定をする必要があります。私の仕事は、初期設定です。色々と勉強するのは、面倒。最初だけの設定なら頼むのも有りです。
docomoショップは、閉鎖が続くそうです。時代の流れでしょうか。携帯難民が増えると思います。スマートフォンは、生活の一部になっています。身近に頼れる人が居ないと困ります。自分は、スマートフォン教室など地道に続けようと思います。
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2022.6
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